睡眠時無呼吸の対策「ナステント」体験と感想

田畑裕哉 on 2015/10/17. Tags: , , ,

ナステント」という医療器具をご存じでしょうか。
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こんなものです。

今日は身体を張って、恥を忍んで書きたいと思います。
自分の鼻にコレを突っ込む画像を貼っています。
鼻水を垂らさず、スマートに突っ込んではいますが、
髭面のオッサンが鼻にモノを突っ込むシーンを不快に思う心配のある方は、
以下、閲覧をご遠慮くださるようお願いいたします。

けれども、今日は同じ悩みを持つであろう、同志のために書きます。

さて、
私は長年、いびきに悩まされています。
たぶん、合宿などでも、私のことを迷惑に思う方もいることでしょう。
家系的にもそうなのかもしれませんし、たまたまですが、
気道の入口が狭いと学生時代に医師に指摘され、
無意識ではありますが、ちゃんと深く眠れないまま朝を迎えているという生活を、
何年も続けています。
家族に聞いても、かなり大きないびきをかいているようで、
昼間に眠気や身体のだるさを強く感じることもあります。
いわゆる「睡眠時無呼吸症候群」の“予備群”です。

これだけ症状が出ていながら“予備群”と書いたのは、
医療機関で検査をしてもらった結果です。

「睡眠時無呼吸症候群」の医療機関での検査は、
「睡眠ポリグラフ検査」と言われています。
1泊2日で入院して、
 ●脳波等による睡眠ステージ(眠りの深さなど)
 ●口・鼻の気流、胸・腹部の動きによる呼吸パターン(止まっていないか)
 ●パルスオキシメーターによる経皮的動脈血酸素飽和度 (SpO2)
これらのデータ収集を行います。
私の場合、医療機関が自宅のすぐそばだったこともあり、
もう少し簡易な機械を借りて、家で装着して一晩眠り、
翌朝、その機械を返却(データ提出)して、数日後結果を聞きに行きました。
結果、
睡眠中に無呼吸の時間があるようだけれど、
治療に保険が適用されるレベルではない「予備群」
ですね、と言われたのです。

治療法は、大きく4つあるそうです。
 ●減量療法
 ●持続陽圧呼吸療法(CPAP)
 ●マウスピース療法
 ●外科的治療
平たく言えば、
 ●痩せろ
 ●機械を借りて強制的に気道に空気を送り込み続けたろか
 ●口を固定したろか
 ●のどちんこと、その周りがいびきの原因やから、切り取ったろか
ということですが、
私の場合、自分で痩せる以外、保険診療にならない程度のレベルだということでした。

ちょっと諦めながら、5年以上経ちました。
とある薬局で見つけた、
seven dreamers laboratories「ナステント」無料体験フェアの看板。

なんだろう。

いびきの原因となる気道の閉塞や狭窄、睡眠中の頻繁な覚醒を防ぎ、
呼吸の確保を助ける鼻腔挿入デバイス
と説明が書かれていました。

へぇ~。
妻と子供と一緒に外出中でしたが、やってみましょうかね、と。

で、まず、説明を聞きます。
おそらく、販売元のセブンドリーマーズ社の方なのでしょう
頭部を縦に切った模型と「ナステント」の実物を使って、
丁寧に説明してくださいました。

「ナステント」はチューブ状になっていて、
鼻からチューブを挿入して軟口蓋(のどちんこ付近)にまで到達させます。
そのチューブがいびきの原因となる気道の閉塞を予防します。
要は、チューブの弾力が
垂れ下がってくる気道の肉を支えるつっかい棒になるという仕組みです。

無料体験ではさすがに写真撮影できなかったので、
以下の写真は自宅で撮影したものです。
もう一度、言います。
髭面のオッサンが鼻にモノを突っ込むシーンを不快に思う心配のある方は、
以下、閲覧をご遠慮くださるようお願いいたします。
けれども、今日は同じ悩みを持つであろう、同志のために書きます。

■基本的な使い方

「ナステント」は1箱に7本入って、¥4,200です。
使い捨てなので7日(晩)分です。
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1本ずつ個包装になっています。
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で、パッケージを矢印「1」「2」の順で開けます。
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写真ではわかりにくいですが、右端のほう、
つまり、チューブの先のほうに潤滑剤(ジェル)が塗られています。

チューブを取り出します。
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見た感じ、
コーナンか東急ハンズで材料を買って来て自作できそうですし、
原価率エグいな、などと考えてしまいますが、
滅菌処理がなされているからこそ、鼻に挿入しても問題ないのだと、
自分を納得させます。

どちらか好きな方の鼻の穴からチューブを挿入します。
最初はちょっと抵抗を感じますが、少し下を向きながら、ゆっくりそーっと入れはじめます。
私は体験時、右のほうが何となく良さそうな感じだったので、右にしました。
右用・左用の区別があるので、体験時に決めておかなければなりません。
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途中でくしゃみが出そうになりますが、
その場合には手を止めて、出ないように落ち着かせます。
鼻に異物が入ってきているということで、
鼻水が鼻腔に溜まっているような感じもしますが、
少しだけ我慢です。
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体験のときにはくしゃみを連発しましたが、何度かやれば、上手くなりました。
くしゃみが出そうになっても、慌ててチューブを引き抜いてはいけません。
鼻の奥の方が敏感になってしまい、余計に出やすくなる上に、
また一からゆっくり挿入しなければならなくなります。

で、最終的に、
フックの部分がもう一方の鼻に引っかかれば、装着完了です。
あまり奥まで押し込むと、喉の奥にぶつかりイガイガさせてしまうので
気をつけます。

横型の鼻フックです。
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あまり目立たないので、これで外出しても5%ぐらいの人にしか気付かれなさそうです。

で、この状態で寝ます。
最初は鼻腔に違和感があるので、口呼吸しがちですが、
それでは意味がないので、ちょっと頑張って口を閉じ、
鼻呼吸を繰り返してみます。
すると、鼻が慣れ、
異物感によって出た鼻水も落ち着き、
自然な状態に近い鼻呼吸ができるようになります。

■体験時に決めること3点

「ナステント」には右用・左用の違いがあるので、
右に挿入するか、左に挿入するか、決めます。

また、上述のように、自宅でピタッと装着できるのは
体験時にサイズを測ってもらっているからです。
ナステントの先端は、ちょうど軟口蓋(のどちんこ付近)にまで
到達させる必要がありますが、
鼻の穴から軟口蓋までの距離には個人差があります。
体験のときに、ちょっと長めのナステントを挿入し、
喉に当たってオエッってなりますが、
その様子の喉の中を観察して、自分に合うサイズを教えてくれます。

さらに、チューブの固さに「ソフト」「ハード」があるのですが、
最初は「ソフト」が良いでしょう。

これらを考慮して、小さなカルテを支給してくれます。
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私は「27」という型番を勧められました。

■感想と効果

医療機関や、無料体験でサイズの測定をしてから購入しないと
お金が無駄になると思います。
たまたま無料体験フェアを見つけられたのは幸運でした。
帰宅してから見つけましたが、
セブンドリーマーズのWEBサイト・ナステントニュース
フェアの情報も掲載されているようです。

さて、まだ7日分使い切っていませんが、
妻曰く、
仰向けのときと、左横向きのときのいびきが軽減されている
(いびきが出るぞ!と思ったらスーーって抜ける)
らしいです。
寝起きが悪いのはいつもなのですが、
自分でも、朝、「ナステント」を抜いたあとも、鼻・喉に違和感はなく、
そして筋肉痛のような疲労感がそこまでひどくなく、
昼間の倦怠感がおさまっているように感じます。
これはナステントの効果なのかもしれません。

一応、通販番組のようなことを書いておきましょう。
あくまでも個人の感想であり、商品の効能を保証するものではありません、と。

7日分で¥4,200と、続けるにはそれなりのハードルがありますが、
保険診療レベルでない人にとっては
鼻に何か突っ込むことに極度の抵抗が無ければ、
試してみる価値はあると思います。

安心してよいのは、
ミニカルテをもらうとはいえ、
体験会で住所や名前を書かされてナステント友の会的な会員に登録させられたり、
気に入ってもないのにその場で購入させられたりしないことです。
私は何となくやってみようかなと思って、
とりあえず1パック購入しました。
(駅クオール薬局JR尼崎店の場合だけかもしれませんが。)

情報はまた、アップデートしていきたいと思います。
少しでも参考にしていただければ。


One thought on “睡眠時無呼吸の対策「ナステント」体験と感想

  1. […] 装着状況など載っていて一番参考になります(探すの大変だった笑)→睡眠時無呼吸の対策「ナステント」体験と感想 まぁ最近は口コミやレビューが沢山有りますが、業者の宣伝ばっか […]

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