N.エアリッヒ&高旗健次ジョイントリサイタル@Hiroshima-Naka

田畑裕哉 on 2005/10/22

昨日は、久々にヴァイオリンの音楽会に行きました。
高旗先生というのは、大学でお世話になっている先生で、
エアリッヒ先生は、高旗先生のドイツ時代の恩師だそうです。

ナッフム・エアリッヒ&高旗健次 ジョイントリサイタル
【広島公演】
10月21日 18:30- ゲバントホール

形容するとすれば、「情熱的な裏切り」と「冷静な気迫」です。
エアリッヒ先生は、ありあまる情熱が、
その演奏の姿から溢れ出ていたかと思えば、
急に繊細な音を出し、
その、裏切りとも言えるアゴーギクが、
私にはとても心地よく思えました。
高旗先生は、冷静で落ち着いた様子の音、
また、激しく林立した音の一つ一つに、
つねに多くの言葉が含まれていました。
ある、一つのメロディに対して、
非常に饒舌な、
しかも厳密な技術に、感動を覚えました。

この感動は久々でした。
演奏会中、私の顔は、つねにニヤけていたのです。
喜びというのか、幸せというのか、
何とも言えない、不思議な感動と動揺の中で、
帰路につきました。
ですが、
このまま人の話し声に掻き消されるのが嫌だったので
八丁堀まで歩いて帰りました。


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