高速道路の標識「公団ゴシック」が消える

田畑裕哉 on 2010/12/14

12/14朝日新聞夕刊を読んで知りました。

東日本、西日本、中日本の各高速道路会社は、
高速道路の案内標識に使ってきた独自の書体「公団ゴシック」を、
市販されている一般的なゴシック体に変えることを決めたそうです。
takarazuka
この字体が公団ゴシックと呼ばれるもの、
で、新しく採用されたのは大日本スクリーンの「ヒラギノ角ゴシック体 W5」。
今月開通した東九州自動車道(宮崎・門川―日向間)の
標識にはすでに登場しているとのこと。

昭和30年代に旧日本道路公団によって考案され、
超大胆に簡略化され、パッと見たときの視認性を重視した「公団ゴシック」は、
独特なデザインで結構好きなフォントです。
省略が多すぎることや、新しい字が必要になるたびに一からデザインしたそうで、
デザインの統一性に欠けるとの指摘もあったそうです。
確かに、高速道路標識の画像ばかりを収集したサイトを見ても、
デザインや文字の太さは、
設置年代によってかなり違いが出ていることがわかります。

フォントが変わってしまうと、
ちょっと物足りなさを感じてしまうかもしれません。
たぶん、公団ゴシックを目にすることで、
少しは高速道路を走っている感じが増長されていたはずです。


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