ハードルの高い練習場所
室内楽だとかオケをやっていると、音楽ホールや公共施設の練習場を借りることがあります。 公共施設の予約はまだまだネットはおろか、電話だけでは済まされず、窓口で申請書を出さなければならないところが多くあります。 そして、その...
室内楽だとかオケをやっていると、音楽ホールや公共施設の練習場を借りることがあります。 公共施設の予約はまだまだネットはおろか、電話だけでは済まされず、窓口で申請書を出さなければならないところが多くあります。 そして、その...
演奏会など本番が近い日の昼休み、カラオケボックスで練習することがあります。いいやり方を見つけた!と喜んでいたのですが、最近、楽器を演奏する者にとって、意外にポピュラーな方法になりつつあるようです。 防音の練習室なんて借り...
高校生などの初心者の演奏を聴くと、楽器が「鳴っていない」ことに気づきます。これは、楽器が音を発していないということではなく、楽器本来の音色が十分に発揮されていないということです。 大きな音が「大きな音」として役に立つため...
大人になってから楽器を始める初心者自身にとっては、指導書に書かれていることが必ずしも自分にとって「正しいこと」とは限らないということを以前言及しました。 では、どのようにして「正しいこと」を知るか、というのが問題になりま...
ボーイングには、指導書や理論書の数だけ見解があります。つまり、念頭に置いておくべきは、ボーイングは人それぞれであるということと、プロの演奏家のボーイングをそのまま真似しようと思ってはいけないということです。 プロのオーケ...
左手は丸みを保ち、力を入れてしまわないように生卵を持つ感覚で、と言われます。 そもそも左手に力を入れてはいけない理由は何でしょうか。 それは、普通に指を動かすことはもちろん、ポジション移動や、ヴィブラートなど、さまざまな...
ビジネス活動の品質管理や生産の効率化の手法として、Plan(計画)→ Do(実行)→ Check(評価)→ Action(改善)という、「PDCA」はよく言われることです。 楽器練習、あるいは楽器指導においても、このPD...
左手の指の訓練について、ふつうは、人差し指から、押える位置を確認していくと思いますが4の指(小指)から、3の指(薬指)、2の指(中指)、1の指(人差し指)の順に押さえる位置を確認してみることをお勧めします。 実際の演奏場...
きれいな音が出ないとき、 つまり、弦を鳴らすことができていないときの原因は、つぎの2つに大別されます。 音がゴリゴリしている場合には右手・右腕に力が入りすぎていて、音がヒュルヒュルしている場合には弓がスリップしているとい...
ヴァイオリンの音量の差は、単純に弓に体重がかかっているかどうか、ということで表現することもありますが、弓の毛の量に比例するということを体に意識付けさせるのがよいと思います。 フォルテでは、弦に触れる弓の毛の量を増やし、ピ...