曲の一部がどうしても上手く弾けない
↑ なぜ?
音が密集していて速い
↑ なぜ?
指が回らない
↑ なぜ?
指を適切なテンポ感で抑えられない
↑ なぜ?
無駄な力が入っている
↑ なぜ?
左手の構え方に難がある
一般的なフレームワークですが、
なぜ?なぜ?という問いを繰り返して深掘りをすると、
根本原因を明らかにすることができます。
ヴァイオリンの練習上でも当然、このフレームワークを利用することができます。
なぜできないのか?なぜそうなってしまうのか?を繰り返し、根本原因を探ります。
あまり繰り返し過ぎると、なぜヴァイオリンを弾きたいと思うのか、のような、
精神論的な部分にまで話が及んでしまうので、繰り返しは5回程度が良いと思います。
曲の一部がどうしても弾けない、よし、取り出して何度も繰り返し弾いて馴れよう!
という、
原因の表層だけを取り出して、それだけを潰そうとする練習は、
無駄とまでは言いませんが、非常にもったいないと思います。